博多弁講座
現在住んでいるのは福岡市、ここで話されているのは博多弁ということになる。
ちなみに自分の生まれ育ちは兵庫県明石市、
ここで30年、大阪の箕面に10年、福岡に2年と少しというところ。
以前にも書いたが、関西弁に少し播州弁が混じる。
関西弁と言ってもいろいろあり、だいたい関西ってどこからどこというだけで本が書けるので、この件はまた回をあらためて。
福岡でも地域によって言葉がかわる。
九州弁というと語尾に「~ばい」とか「~たい」というのを思い浮かべるが、福岡市内ではあまり耳にしない。
福岡は九州一の都市なので周辺から流入してくる人が多く、方言が薄れているのであろう。
観察したところでは「~ばい」は筑豊方面、「~たい」は熊本方面の人が多用するようである。
だから「阿蘇はでっかい噴火山たい」と叫んでるキレンジャーは正しい。
一方、クッキングパパ(福岡が舞台)は、同一人物で「ばい」と「たい」が混在してたりするのでおかしいと思う。
とりあえず肯定の「~とよ」、疑問形の「~と?」、「しゃあしい」を覚えておけば博多弁はOK。
あとは「つまら~ん」、女性は「好か~ん」をよくないという意味でよく使えばよし。
(「しゃあしい」は「うるさい」とか「黙れ」といった意味)
本件はあくまで個人の主観であり、正式に調査したものではありませんのであしからず。
終わり。