狩猟ライフのすすめ
さすが北海道で、役場に行くとこんな冊子が置いてある。
狩猟を始めたい人向けのハンドブック、各種手続きや対象動物のこと関係団体の連絡先などが記載されている。
巻末には推奨書籍の一覧、すでに結構読んでいる。
絶滅危惧種だって、レッドリストに登録されてるんかな。
ようはハンターを増やしたいようだ、ローカルニュースで毎日のようにエゾシカ駆除の話題が出る。
その一方で銃刀法がどんどん厳しくなっている、北海道だけでも特区にしろ。
TPP参加が避けられないなら、アメ公に非関税障壁と圧力をかけてもらうか、
銃器は、数少ない米国製で競争力のある工業製品なんだから。
待ってろ鹿っち。
猟師ブーム?
うりむぅさんは嘆いておられるが、巷では猟師が密かなブーム。
この本なんかちょっとしたベストセラー。
これはサバイバル(自給自足)登山を実践していた人が、狩猟も始めたという話。
こっちは罠猟師になった人の話。
マンガもある。
最初の1冊以外はいずれも若い世代の人、こういった本が次々出版されている。
まだ読んでないが、こういうのもある。
山もかつては危険、キツい、臭い、格好悪いだのKだらけだったが、今やなんと山ガールとかのブーム。
登山という行為より、服や小物等の見た目から入るのかもしれないが、最初はそういうのもあり。
昔から猟をやられている方は、どんどん規制が厳しくなってウンザリしておられるだろうが、
これから銃猟をはじめる人は、いろいろ面倒には思っても、あんがいこんなもんと納得しているのでは。
今は大型バイク免許も教習所で取得できるようになったが、少し前は試験場での一発勝負だった。
それでもナナハンに乗りたい人は免許を取っていたんだから。
といっても、銃所持のハードルは高いので急にハンターが増えることはないだろうが。
それにライフルまで10年は長すぎ!!
でも少し考えものなのが、よく熊が出たから猟友会が出動なんてニュースでよく見かけるこれ、
自分はまだ猟友会には入っていないが、鹿狩りに連れていってもらったとき、着ておいたほうがいいと頂いたもの。
これはいただけない、安全のためなのはわかるが、もう少し何とかならないのだろうか。
あと長靴もよくない、機能性はわかるけどダンディーじゃない。
若い世代は、なんでも見た目から入るんだから。
ルアーやフライはファッションで始めても、防波堤でサビキはしないでしょう。
戦闘車両
モノモノしいタイトルだが、その筋では狩猟用の車をこう呼ぶらしい。
これは何度か鹿猟に連れて行ってもらった、ご近所Tさんの車両、まさに典型的な戦闘モード。
ハイラックスのダブルキャブ、当然のウィンチ、無線装備、積雪期はチェーン履きっぱ。
荷台にもロールバーの上にシカ積み用小型ウィンチ、ロープやらスコップやらソリやらモロモロ。
助手席に、ロッキーを標準装備。
自分が同行する際はロッキーが後部座席で窮屈そう、丸犬は留守番。
やはりこういった四駆のピックアップトラックがベスト、需要があるせいと新車がないため中古なまら高い。
どんなボロでも値がつくし、そこそこ小奇麗なのは年式や走行距離からはありえない値段。
メーカーはエコカーやミニバンだけじゃなく、こういった実用車もラインアップしとけ。
10月から猟期に入る、しばらくはTさんに一緒に連れて行ってもらうことになるだろう。
でもいずれは単独出撃、たとえ穫れなくても、ぴろや丸犬も連れていきたいぞ。
そこで!!
我が家の戦闘車両候補その1:おベンツさん
問題外、冬場のあまりのヘタレさのためリストラ候補、中古のランクルとかを物色中。
我が家の必須要件として車中泊できないとダメなので、ロングホイールベースの80か100あるいはパジェロ。
100はオヤジ臭いし予算の関係で高年式ムリ、80のほうが好みだが古いので保守部品の入手が不安。
エンジンはディーゼルがいいが、これも中古は割高、高年式の100なんてプレミアついて新車より高い。
トヨタはハイブリッドよりディーゼルを出せ、輸出用があるだろう。
いずれにしろ、このクラスは戦闘用にはいささかデカい。
我が家の戦闘車両候補その2:ジム車
走破能力は高いが、ATなのと積載に難あり。
獲物を車内に積むのにかなり抵抗ある、血や臭いもだしダニがついているかも。
我が家の戦闘車両候補その3:ケトラ号
小回りバツグン、積載能力も問題なし、本命か。
当然の4躯、オプションにもなかったがデフロックがつけば完璧だった、もう少し地上高が欲しいか。
まだ新車同然なので荒く使うには少し惜しいのと、2人しか乗れないのが難。
丸犬は助手席でじっとできないので荷台になっちゃう、オプション装備?
凍結路用のケーブルチェーンしか無いので、鎖の亀甲タイプを買って簡易クレーンでもつけるかな。
初出猟
朝、電話が鳴り、「これから行くかい?」と。
いそいそと準備。
全身迷彩なのは獲物がシカではなくカモのため。
鳥は目がいいから、オレンジじゃダメだそうだ。
これはデザートカモで、本来は砂漠戦用。
お迎えが到着、荷台にロッキー、
丸犬はぴろと留守番。
猟場の野池を幾つか巡回、カモはいたのだが収穫なし。
自分が追い出し役で狙って発砲するも、予想外に近くにいたため、かえって焦って失中。
射ち手が待ち構えている方と反対へ飛び去ってしまった。
別の池でもマガモを見つけたが、ヨシの中に隠れたのか追い出し失敗。
ここでロッキーは池に飛び込んで、おおはしゃぎ。
冷えるせいか水から上がってくると、必ずウン◯。
帰り道も散歩がわりに車の後を何キロも走ってついてくる、元気だ。
我が家へ戻ると丸犬がお出迎え。
次こそ、シカ持って帰ってくるからな。
数発の発砲で少し耳鳴りが、射撃場と違いプロテクターなしのせいだが、耳栓いるかも。
シカ肉入荷しました
夜明け頃で暗いためブレブレですが、林道走行中。
途中で1枚。
林道といっても明るく広くアップダウンも少ない。
舗装はされていないが、四国や九州山間部の名ばかり国(酷)道より、よほど走りやすい。
あちこちウロウロしたが、出会いがなく諦めかけたその時、
デカオスをゲット、残念ながら仕留めたのは自分ではなく同行者。
写真はイメージ(ヤラセ)です。
何とか積み込んで、少し移動。
シカさんには水泳で、火照った身体をさましてもらう。
頃合いで帰途へ、林道ではロッキーは散歩がわりに走ってついてきていたが、ここからはシカと同席。
ガジガジかじっていたので、少し肉が減った?
拠点に戻り、再度水風呂につかってもらい冷やす。
このあと、ユンボに吊るしてトラックで引っ張るという荒業で皮を剥ぎ、解体して精肉。
デカすぎて作業はたいへんだったし、食べ頃サイズじゃない(肉が固い)ので、大半ワンコ用。
良さ気なところをあらかたもらう、20キロはあるかな。
全国のよい(ワン)このみんな、クリスマスにジャーキーが届くかもね。