この夏、空白の地帯へ(準備の巻、その1)
ただ今しこしこと旅立つ準備中、目的地は東北。
これまで、蔵王へ一回スキーに行ったのみで、それ以外まったく縁のない地域。
関西からでもたいがい遠いのに、福岡から陸路で攻めるという無謀なプラン。
金曜の夜に出発し、山陽道か中国道を東進、名神へ入った後は混雑しそうな東名は避け、
北陸道から新潟を経て磐越道から東北道へ入る予定。
最初の目的地は秋田と岩手にまたがる八幡平、ここをベースに十和田湖、奥入瀬など青森エリアも攻略する。
白神山地も行きたいが犬禁!!、どうしよう。
トレッキングなんかもしようかなと思ったが、福岡では九州の山地図しか売っていない。
もちろん紀伊国屋とか行けばあるはずだが、普通の本屋とマリノアのモンベルでの話。
東北は山としてはマイナーだが、北アルプスのすらない。
本当、九州は山とスキーには恵まれていない。
ここで2、3泊キャンプして南下、裏磐梯エリアでまたキャンプという大まかな行程。
東北からは外れるが日光なんかもいってみたい。
集めた資料
通過する地域の地図
お前にかかっているぞ、大丈夫か、頼むぜ丸犬。
この夏、空白の地帯へ(準備の巻、その2)
今日はキャンプ装備を準備、ランタンコンロなどの小物類。
これが道具箱、元はクーラーボックス(コールマンのスチールベルト)。
コールマンのランタン、シングルバーナー、燃料、ダッジオーブン、ペグ、鉈
手袋、ライター、メタ、キャンドル、カラビナ、シュリンゲ、細引、丸犬のロングリード、スコップ
格納してこんな感じ、まだ余裕あるので直径30センチのフライパンと、隙間に小物を詰め込む。
テントなどの大物は出発当日の金曜にルーフボックスを装着し、その中へ。
天神のジュンク堂でゲットした山地図。
追加で準備したガイドブック、すべて図書館からの借りもの。
しっぽでガイドブックをはたく、まるでやる気のない丸犬。
この夏、空白の地帯へ(準備の巻、その3)
本日は衣類と身の回りのもの、そして電子装備?の準備。
着替えは10日近い長期なのでどこかで洗濯日を入れるつもりで3、4日分。
八幡平は結構、標高が高いので寒いかもしれず長袖必須か、少し悩むところ。
Tシャツが寝巻きがわりのボロいのしかないので、ストックの新品をおろす。
大倉山シャンツェで購入した通称「飛びT」、実は丸犬とおそろい。
HTBオンラインで購入した、水曜どうでしょう通称「カブT」
電子装備の品々、
パソコン関係
hp2140 衝撃に強いSSD仕様、FOMAモデム、USBメモリ、ワンセグチューナー、カードリーダー、ipod、各種ケーブル。
カメラ関係
Nikon D5000 & AF-S Nikkor18-105mm F3.5-5.6G、コンデジと各充電器、予備バッテリ、SDカード
その他
最新のというほどでもないがGARMIN 60CSxと、アナクロなトランジスタラジオ
電源周り
ポータブル電源とエネループ
ガイドブックさらに追加、これで東北コンプリート
出撃準備は着々と整っている、山地図を枕に高いびきの丸犬
この夏、空白の地帯へ(準備の巻、その4)
もうじき出発、これから積み込みに入る。
まず椅子を外す、その後は和室へ移動。
これだけをルーフボックスへ、テント、テントマット、タープ、テーブル、ガダバウトチェア、コット
が、外は夕立で土砂降りなんですけど。
やんだので作業再開、完了。
長旅につき、氷の供給不安解消のため今回初登場の冷蔵庫。
19:00積み込み完了
不穏な気配を察知し、不安げな丸犬。
こいつは一番最後に捕獲して、搬入。
では、いってきます。
お盆、東北の旅(1日目)
積み込みも完了し、夕食を済ませ風呂も入っていよいよ出発。
目的地は東北、でも東北って5県もあるんですけど何処へ?
決まってないけどとりあえず全部、あと日光とかも行きたいなあという無計画さ。
大まかには高速の1000円割引が使える期間にできるだけ遠くまで行き(北上)、少しずつ帰ってくる(南下)という腹づもり。
岩手秋田の県境の八幡平あたりをベースにすれば青森にも遠征できるしいいんではないかと考えていた。
8月6日20時過ぎ福岡発、快調に東進。
山陽道宮島SAで最初の休憩、兵庫県に入り三木SAで2回目のの休憩と最初の給油、ここまで順調。
もう夜明け近く眠くなってきていたが、京都を早く通過したかったので頑張る。
大阪方面は大渋滞。
京滋バイパスの合流部分で少しつかえたがあとは問題なく滋賀県を通過、北陸道賤ヶ岳SAで仮眠。
目覚めてからは北陸道をひた走る、徳光ハイウェイオアシスで朝食&丸犬の散歩。
丸犬も給水、暑い。
蛇口直飲みは丸犬の得意技、機能を認識していて自分で探して「出せ」と催促する。
北陸道名立谷浜SAで2回目の給油。
北陸道から、初めて走る常磐道へ。
磐梯山を背景に。
この時点で4時前、キャンプするならもうその準備に入っていなければいけないころ。
まだ本日の目的地も定まらぬまま、さあどうするか。
「とりあえず、仙台に行って独眼竜の前で写真とって牛タン食おう、あとはP泊だ」、とあっさり方針決定。
おりしも仙台は七夕祭りの最中、東北3大祭りらしいが、青森のねぶたはわかるけど、何それ?
「どんな祭り?」
「吹流しがあるみたい」と、ぴろ。
ますます???でもついでなのでいってみるか。
ちなみに3大のもうひとつは山形の花笠でなく、秋田の竿燈祭りらしいがそれも?
仙台城跡、伊達政宗の前で。
七夕祭りはこんなんでした。
商店街のアーケード入り口に飾られる巨大吹流し。
「なんか踊りとか太鼓とか山車とかだんじりとかないの?」
盛り上がりに欠ける祭りを背に、夕食。
なんか硬くてあごが疲れる、タンなんてこんなに厚切りにするもんじゃないわ。
輸入牛なのになんで名物なのかわからんが、とりあえず1回は食った。
水道の蛇口を求めPA内を徘徊する丸犬。
よっこらしょ、この時点では押し上げられている。
今夜はP泊、おやすみ。