春は南へ:北海道横断
いよいよ南下開始。
最終の荷物の積み込みと、戸締り水回りの確認をして出発、
キャンプ装備や各種お土産などでクルマはパンパン、後ろ見えない。(汗)
そして大将(クーラーボックス)の中は、お土産用鹿肉でこちらもパンパン。(写真なし)
カチコチに凍らせた鹿肉を保冷剤代わりにする作戦、大将の実力はいかに。
今回からナビはこれ、スマホ。
定番(?)アプリのアイシンAW「NAVIelite」。
どっかで見た画面、アイシンというので気づいた人もいるかと思うが、トヨタ車の純正ナビちっく。
ぶっつけ本番の使用で、行き先を設定するものの案内音声が無言。
ナビを信用し油断してたので、曲がるべきところを通りすぎてしまった。
設定画面を確認したが、ボリュームは真ん中くらいだしガイダンスはちゃんと聞こえるので原因不明。
そのまま進んでいると蚊の鳴くような声が、
ディーゼル車の走行ノイズと、流れている音楽にかき消され聞こえなかった?
これまでナビはカーステと一体だったので、案内にかぶらないようトーンダウンしていたせいか。
しかし、ボリューム最大でこの程度だと問題、スマホ本体側のボリュームも調整してなんとかカイゼン。
高速代節約のため帯広までは地道を進み、横を通るので寄ったのがここ。
結婚式場のような外観は柳月スイートピアガーデン、お目当ては毎度の三方六のヘタ。
が、時すでに遅しで売り切れ。
朝一で並べば確実なのだが、それには6時頃出発せねばならず断念。
不定期に並ぶ分を期待していたのだが、空振りで残念。
六花亭でおみやげを購入し、函館フェリーターミナルを目指す。
ぴろの横のワンコは置物で、丸犬じゃないよ。
音更帯広から道東道へ、ここでの課題は自分で取り付けたETCで無事ゲートを通るかだったが、問題なし。
とっぷり日も暮れてから函館の少し手前、大沼公園(最近延伸)で高速を降りる。
無事にETC割引適用、平日夜間で30%OFF、ほっ。
さあフェリーターミナルへと向かおうとすると、ロードサイドにラッキーピエロを発見したので夕食を購入。
これが後に問題を...
要は予約したフェリーの出港時間が迫ってきた。
注意書きによると、40分前までに受付を済ませろって、ヤバイじゃん。
船、それもフェリーは電車みたいに飛び乗るわけにもいかない。
青森に行く前に給油しとこうと思っていたがそんな余裕はなく、なんとか3分前に滑りこみセーフ。
約4時間の船旅へ、
本日の走行距離は600キロ強、北海道は広いぜ、続く。
春は南へ:東日本縦断
函館からフェリーに乗り込み、青森港までは約4時間の船旅。
ガラガラの船室で、3時間ほど横になり仮眠。
そして内地(本州)へ上陸。
深夜割引が適用されるよう、東北道を目指すその前に給油。
ディーゼルは航続距離も長く、安くあがるので助かる。
高速へ入り、3時頃に津軽SAに到着ここでパジェロ号での初の車中泊。
やはり車内がせまいためセッティングが面倒、荷物の移動に四苦八苦。
運転席に投げ込まれた荷物達、もはや車両移動は不可能
そして朝6時頃、もう少し寝たいのに丸犬に起こされる。
パジェロ号初夜の感想は、まず天井が低く窮屈、丸犬が立つと頭がかつかつ。
寝るスペースは以前と変わらないが、起き上がると頭が当たる状態、寝台に潜りこみ寝るだけという感じ。
あと窓がプライバシーガラスでなく、フィルムも手持ちのありあわせしか貼ってないため、
明るくなると落ち着かない。
ここらへんは要改善ではなく我慢、このクルマでの最初で最後の長旅になるであろうから。
ここを通る際はかならず買うアップルクーヘンを津軽SAのコンビニで仕入れる。
シロップ漬けのりんごが丸1個バームクーヘンにくるまれてて、保存も聞くし移動中の朝食代わりに最適。
水曜どうでしょう「対決列島」にも登場。
さらに、あちらこちらで買い食いしつつ南下を続行、本日の目的地は箱根。
なぜ箱根か?
それは、よくコメントを頂くたもそさんから、泊まりにおいでと声をかけていただき、それに甘えることにしたため。
さすがに車中連泊は最小限に抑えたい、このクルマ圧迫感があって快適じゃないし、まだ先が長いので。
福島辺りで桜前線を通過、関東圏では満開。
東北道はおおむね快走できたのだが、
首都高の山手トンネルで夕方の渋滞にハマり、小1時間ほど地下から出られなくなる。
おかげでとっぷり日も暮れた頃、小田原厚木道路経由で箱根に到着。
別荘地の区画図を見るが、道が真っ暗でわかりにくいので結局迎えに来て頂く。
ようやく到着した山荘、ケロリンの洗面器で水をがぶ飲みする丸犬。
ビールで乾杯し歓談、その後に来客用離れへ移動。
ここまで2日間で1400キロの移動、さすがに疲れていたので奈落の底に落ちるように眠った、続く。
春は南へ:東海近畿横断
箱根の山荘で迎えた朝、泥のように眠っていたが丸犬に起こされる。
雨戸がされていたため、朝でも部屋の中は暗かったのだが、正確に7時に起動。
散歩へ出発、
たもそさんに、いろいろと物件を案内して頂く。
別荘街をぶらぶらしていると、以前にリゾート物件をあちこち見に行った時のことを思い出した。
普通の家と違って、個性豊かなので見ているだけでも楽しい。
山荘へ戻り朝食を頂いてから出発、どうもありがとうございました。
せっかくなので、まっすぐ東名へ向かわずに芦ノ湖をぐるっと廻ることにした。
恩賜箱根公園を散策、後ろ白いのは白鳥でなく汎用鳥型人力舟艇(ボート)。
芦ノ湖をバックに、お約束の一枚。
ここ箱根は別名が第3新東京市、いわゆる「聖地」といわれるトコロ、
何のかというとこれ。(道の駅の自販機)
この二子山は、ヤシマ作戦の舞台。
物に感慨深くもなんともないが、
エヴァ以外でも最近はこういった聖地がちょっとしたブームで、あちこちに痛い人達が押しかけるらしい。
芦ノ湖スカイラインに入り、東名方向へ。
しかし、天気がもひとつで富士山が全く見えない。
かろうじて存在を感じたが、この程度だった。
東名に入り、西へ向かう。
この旅にはいくつかミッションがあり、そのひとつはうどん県でうどんをかっ喰らうこと。
翌日、四国へ朝一で渡るためできるだけ近く、瀬戸大橋のたもとの吉備SAが目的地。
途中、燃料が微妙に心配になったので、東名阪土山SAで給油したが軽油リッター144円!!
いくら高速の給油所でも高くないかい?
弟子屈は130円台前半、青森で入れた時は129円だった。
まあこれだけで大丈夫だろうと、20リッターだけ入れひた走り、日付がかわる前に到着。
トラックが多く、エンジンかけっぱなしでうるさかったが、なんとか眠れた、続く。
春は南へ:四国縦断
吉備SAで朝を迎え、瀬戸大橋を渡る。
本日の最終目的地は四万十川べりのキャンプ場だが、その前にミッションうどん。
高速を一旦降りて、まず給油。
ここまでこらえたのは、以前来た時に橋のたもとあたりは安いという印象があったため。
そしてやはり安い、現金カード不可プリカのみの怪しいセルフスタンドで軽油リッター121円。
この辺りは一大石油精製基地なので、物流コストが安いせいかと思っている、産直?
クルマはお腹いっぱいになったので、次は我々。
向かった先は麺喰いの聖地、「山越うどん」。
オーソドックスに釜玉大(2玉)に、とり天のトッピングで遅めの朝食。
そしてボウルを持ち込んで、
留守番の丸犬におみやげ。
はいどうぞ。
お腹も膨れたことなので、うどん県を離れみかん県をかすめて、かつお県へ、レッツラゴー。
再び高速へ、高松道を少し走り、高知道へ。
香川を抜け、愛媛に入って最初にあるのが四国中央市。
いったいこの中央の根拠は何なんだ?名乗ったもん勝ちか?
山だらけの高知道をくぐり抜け(大半トンネルなので)目的地に近づくと、
四万十市(下流部)と四万十町(上流部)というのが現れる。
四万十町は四万十市の一部じゃなく独立した自治体、四万十ブランドにあやかりたいのはわかるが...
などと、毎回思うのであった。
去年来た時は工事中だった部分が開通しており、目的地のかなり近くまで快走。
これで、去年の宇和島付近に続き、丸犬転がしの異名をとっていた七子峠を完全スルーできるように、よかったな。
目的地に到着、
これからワンコまみれのキャンプの始まり、続く。
春は南へ:わんこキャンプ
四万十川のキャンプ場はワンコだらけ、日帰り客が午後には帰っていったので貸切の犬連れ天国。
ニューフェイスのコロナ(イングリッシュセッター、♀)、通称:ブチ子。
今回の丸犬は、ゴールデンのモモちゃんをロックオン。
一緒に川にジャボン、登り降りする場所でだいぶ躊躇してたけど。
そしてキャンプ生活の大半は、食事とその準備。
今回は保冷剤も兼ね、人用ワンコ用とも大量に鹿肉を持ち込んだ。
ここまで3泊4日だったが、トランク大将で耐えきった。
一部はおみやげで渡したりしたものの、まだまだたんまり、盛大にいくぞ!!
まずはバラ肉、脂身が多いのでよさそうなところをよって、シカの脂はあんまり美味しくない。
次はスペアリブ、大半骨なのでワンコ用。
丸犬がパトロールちう。
はい、味見どうぞ。
初日はここまで、次の日はじゃーん。
シカ腿の丸焼き。
さすがにオーブンなしできっちり焼けないので、焼けたところからナイフで削いで頂く。
小さなシカで焼網にピッタリサイズ、肉もまあまあ柔らかくけっこういけた。
ワンズにもおすそわけ。
今日はバジルちゃんに浮気の丸犬。
毎回ちょっとした騒動の集合写真。
はい、チーズ。
お疲れ。
この日集まったワンコは、ラブ4頭(黒2、黄1、チョコ1)、
ゴールデン3頭、フラット3頭、イングリッシュセッター1頭の計11頭だった。
まだこのまま。
楽しい時間はあっという間で、お片づけ。
当然、丸犬が手伝うなんてことはなし。
楽しかったな、またねー。
帰りの高速で、丸犬がつ突然謎のヒーヒー声で騒ぎ出した以外は特に問題なしの帰り道。
明石海峡を渡ればようやく実家だ、また布団で寝れるぞ。
続く。