やめられない
明石は海辺なので、殺人的なほどの暑さになることはない。
が、暑いのにはちがいない。
夜もエアコン切って寝ると、寝苦しく汗ぐっしょり。
来た当初は、涼しい夜もあったのだが。
それでやめられないのが、ビール。
弟子屈だと涼しくビールのすすまない日もあるので、そんな時は休肝日。
食事のメニューにも左右されるが、週1、2日はアルコール抜き。
こっちでは日中ちょっと外出するのにも覚悟がいるし、
丸犬の散歩だけでも大汗をかく、これが飲まずにいられようか。
摂取カロリーを慮って、少し前からこれ、
その一方ワインは消費がすすまず、
こっちで買った箱ワインは未だ封も切られず、邪魔なので冷蔵庫からも出された。
飲み足りない時は、安バーボンをロックで。
やめられまへんなあ~。
おまけ;
夜散歩を訴える丸犬。
今朝はジイさんからウインナーをゲット、こっちもやめられまへんなあ~。
朝散歩の光景
今朝は久しぶりにカメラを持って散歩に出たので、実況風に。
小学校横の坂を駆けあがり、
途中のセミには目もくれず(干からびて、活きが悪い?)、
神社下の公園へ、
東屋のベンチで寝ているネコを、
叩き起こし(昨日は気づかず横をスルー)、
蛇口で給水といきたいところが、人がいっぱい。
ラジオ体操かと思ったら、太極拳?
結局水は飲めず、公園を後に。
気を取り直し向かった先は、
テンの待ち構える、家に到着。
これで30分くらい、距離は弟子屈の半分かな?
短い割に匂い嗅いだり、拾い食いしたり、カツアゲ(未遂)したりで、けっこう時間がかかるのでした。
家庭の事情と裏ミッション
今回の南下&実家滞在は、まずは家庭の事情。
難病で寝たきりだった叔父が亡くなったことが、その事情。
そして、もう一つ隠されていたのが裏ミッション。
これまで、丸犬のことを段差が越えられない要介護犬だ、
運転が不自由なぴろを要介護ドライバーとからかっていたが、
実はモノホンの問題児が、それは自分の母親。
まだ70代前半で身体はそこそこ達者なのだが、認知症が進行してきている。
古いことは覚えているが、直近の出来事をスコーンと忘れるというか、そもそも頭に入らない。
例えば自分で財布等をしまいこんで、置き場所をではなくその行為自体を忘れる。
その先は被害妄想で、失くし物は全て同居の妹(娘)が盗った隠したと。
「まずは探せ」といっても聞く耳もたず、「盗られた」と。
「そんなことしても何の得もないし、するわけないだろう」というと、
「あの娘はイジワルだから」と、上履き隠す小学生かって。
これって認知症の典型例みたいで、
仲の悪い人とかがいると、全部その人のせいにしてしまうらしい。(元々妹と折り合いが悪い)
たまらないのが妹で、毎夜「泥棒」と罵られ、とっくに限界。
こっちにも1日何度も電話がかかってきて、うんざりする時も。
病院にもかかっているが、進行を遅らせたり気分を落ち着かせる薬を処方してくれるだけ。
どうにかしたいが決め手もなく、デイサービスとかよくみかけるけど試してみるかと。
妹も、いいところが見つかれば本人も気晴らしにもなるかもしれないし、
たまにショートステイとかで外泊してもらい、顔を合わさない日があると助かると。
前回5月の帰省も元は叔父の件だったのだが、その付き添い等と並行で母の要介護認定の手続きを進めていた。
今回はその申請が通ったことも有り、ケアマネさんと相談し3箇所ほど紹介してもらい体験することに。
そしてその1カ所目のお迎えが今朝、さあどうなった。
続く。
おくりびと
昨日の続き、
妹は、翌朝スムーズに出かけられるように、母の髪染めと洗髪を前夜のうちに済ませておく。
そして当日は午前中だけ仕事のため、「今日、お出かけやから、起きや」と母に声をかけ、
自分にあとよろと言い残し8時過ぎに出勤していった、「無理ちゃうか、すっごい自信ない」。
最近は暑いせいか薬のせいか、10時過ぎまで2階の自室から降りてこないことも多いが、意外にすぐ下に。
「今日どこか行くの?」
「デイサービスのお迎え来るから」と、少し迷ったが、うまい理由も思いつかなかったので本当のことを告げる。
記憶力はサッパリだが、その場その場の判断力はまだ残っているため、
「アホか、行かへん!」、といった意味のことをグチグチと。
「お試しで、今日だけやから」「嫌なら迎えに行くし」「イイトコかもしれへんし」と必死でなだめる。
そのうち化粧道具を探し始め、2階の自室で見つけ鏡台の前に座った。
特に出かける準備ではなく毎朝のことなのかもしれないが、邪魔しないよう自分は階下へ。
9時過ぎ、支度を終え着替えて降りてきた。
そこからがたいへん、呪いのことば恨み事を延々と。
せっかく、とりあえずは行く気になっているのをパーにできないので、ひたすら聞き役。
普段ならこっちも腹が立つので、かなり辛辣なことを言い返す。
「私に死ね言うんか」「どうぞどうぞ、迷惑かからんトコでね」とか。
どうせ1時間程でキレイに忘れてしまうので、全くあと腐れはない。
が、この場は、ひたすら忍の一字で耐える。
お迎えがくるのは9時45分、時計をチラチラ横目で見ながら「早く来い」と祈る。
40分以上、ウソ(?)泣き交えながらの独演会を拝聴し、ようやく送迎車が少し遅れて到着。
家の中では荒れ狂っていたのに、一歩玄関を出ると笑みを浮かべあっさり乗車。
「失礼なこと言うと思います、先に謝っときます」と、ヘルパーさん(でいいのかな)に、あとを託す。
気に入ってくれればいいんだけど。
ようやく送り出して、数週間ぶりに静かな時が訪れた。
妹とぴろに結果報告メールを、「さすが、息子パワー」と返信。
妹が帰ってきて、昼食後に様子を見に行ってくると、自分はパス。
午前中で精根尽き果てたので、平穏な時間を満喫させてもらう。
やがてドアがバタンという音がした。
帰ってきた?
うわっ、本人付き!?
なんでも、妹の顔見るなり自分のカバンひっつかんで、「帰る!!」と。
曜日にもよるらしいけど、確かに今日は上の年代の人ばっかりで辛かったかもって。
帰ってからも夜まで低気圧、コレも忘れちゃうだろうけどね。
しかし、苦労がパー。
次は火曜にリハビリ系のとこのお試しって、冷却期間いらないかい?
しばらくは勘弁して欲しいなあ。
地味に補修
前回5月に来た際は、フスマの戸車を交換。
今回まず網戸1枚張り替え、網戸職人(ぴろ)にと思っていたが、その間もなく自分がやるはめに。
材料は自宅の残りを使用、固定するゴムは幅が合わず購入。
出来栄えは、50点くらい?(写真なし)
次にテーブルの脚を製作。
このテーブル、カウンター型で天板をそこからひきだすタイプ。
元はこの凹みにスチール製の脚がビス留めされていた。
この脚を折ったというか引っこ抜いたのはテン、リードを絆いでいたら付け根からバキッといったらしい。
おかげで長い間カウンター部分しか機能しておらず、食卓が超狭かった。
網戸を破ったのもテン、アチコチ床も剥がしてるし、リモコン類も歯形だらけ、ハカイダーか。
おまけ:暑さにメゲない丸犬先生、
お前、セミ食い過ぎ!!
夏バテ防止策か?