ツライチ
今回、吹雪としては騒ぐ程ではなかったが、雪はしっかり降った。
現在の積雪状況、だいぶ目減りしていたのに元以上に戻った。
以前は長い角材を使用していた屋根の雪落としも、スコップで充分。
この冬3回目の窓の掘り起こし。
朝、丸犬のトイレのためラッセルした道を、
幅1m位に整備した。
ついでに玄関から、不自然に盛り上がった箇所を削ってツライチにしたら、
こんな感じになってしまった。
デッキとの高低差が30センチ、そこからさらに30センチの計60センチの段差。
まあ、丸犬が登り降りできたので、よしとしよう。
でも、また明日夜から雪だって、もう勘弁してくれ。
そして、ここにも埋まる家、本日のFC宅。
家のほうが、やばくなってるね。
D型は北から見ると、雪の積もり方が今までと違い、
木が骨組みに見え、ついに落ちたかと思った。
が、無事でした。
クルマ箱入り娘
まずは昨日の朝の状態。
とりあえずジム車を出せるようにして終了。
本日の作業、玄関正面にジム車用のスペース確保。
ジム車の移動。
赤オニ号の脱出経路確保、そして脱出。
赤オニ号のいた場所を排雪スペースとして、ケトラ号の脱出経路確保、そして脱出。
2台横並びにできる余裕があったのを、半分を排雪場所として放棄、整地して完了。
最終的にこうなった。
全て人力、一度機械力を入れちゃうと、もうこんな作業はやる気がおきなくなると思う。
だが、またもや大雪の予報、この努力も全て水の泡、か?
あと、150メートル
今回の暴風雪、予想を裏切り過去最大級(自分的に)。
普段なら3日にまたがるくらいのダメージを1日に集約した感じ、とにかく雪が多い。
昼にぴろと家に帰ろうとしたが、すでに町中でもホワイトアウトする状況。
まだ通行止めにはなっていないし、国道は何とか走れるだろうと思っていたが...
前を走るホイールローダー、
コイツのあとをついていけば安全と思っていたら、すぐ脇に入ってしまった。
その先で検問。
行き先を告げ、しばし待たされるが、行ってよしと。
だがその先は、
ホワイトアウトしまくりで、吹き溜まりの海をのたくるように前進。
ここまで来たら、もう一息。
家の前へ続く脇道に入り、この先は風も弱まるはず、だった!?
ゆるいカーブがある所でホワイトアウト、そのまま雪のドテに突っ込む。
右前輪がズッポリはまり、動けない。
しばらく悪あがくが結局は放置、家まではあと150メートル。
昼飯食ってから、再度レスキューに赴くが!?
どうにもこうにも、
うんともすんとも、
動かない。
赤オニ号で牽引できればいいのだが、
雪に深く埋もれ容易に出せないうえ、吹き溜まりまくりの中を行くのは、二重遭難の危険あり。
目立つようにスコップを縛り付け、キーをさしたまま連絡先のメモを残し、撤退。
しかし、ジム車をレスキューできても、家にクルマを突っ込めるところがないのだが。
埋まる家と、雪を泳ぐノラーさん。
自分達が通り抜けてきた国道は、あのあと通行止めに。
家を目の前に、グリコ半粒分で泣いたジム車、さあどうなるのだろうか。
その後、
夕方近くに町の除雪が入るという話もあり、そのタイミングで出せるかもということで、
ジム車の収容スペースを確保する作業に。
雪は重いし量は半端でなく、排雪場所もなく苦心しながら、どうにか軽1台分のスペースを掘り起こす。
国道方面では除雪車の音、しかし一向にこちらへ近づかない。
辺りはすっかり暗くなり、今日は無理かと諦めかけた頃、近づいてくる明かり。
町の除雪車ではなく、いつものよさく牧場のお父さん。
前に出すのは無理めだったのだが、重機の牽引力は桁が違う、さしたる難もなく脱出成功。
駐車スペースに、ゴリゴリ雪の壁を押しながら格納完了。
本当にありがとうございました、足を向けて寝れません。
ツンデレ
吹雪の朝、扉を開くと?
ノラーさん。
雪を泳いで逃げていく。
うちに居着いている割にいつまでたっても慣れず、孤高の存在?
しかし、先日!
周りが雪の山で、逃げ場がない絶好のチャンスに、タッチしてやった。
ちょっと触れただけなのに、「ヒャン」という悲鳴。
警戒して、当分現れないかと思ったのだが。
とかいうものの、
昨日の除雪中も、雪山の上から作業を眺めていた。
そうツンツンしないで、たまにはデレも必要よ。