恐竜と怪獣
昨日の昼、いつものICUのインターホンを押すと!?
「7階の病室に移られました」、と。
まさか追い出された?
ICUはいつまでも居るところじゃないけど、昨日の件もあるし。
7階のナースセンターへ行き、病室へ案内してもらう。
すると、軽く拘束されていて、両手にはドラえもんみたいなミトンを着けられている。
点滴のルートを引き剥がすのと、起き上がろうと四つん這いになったり、
さらには看護師さんに蹴りをいれたらしい。
「あーっ」、これはやはり追い出されたといったほうがいいだろう。
昨日からだが、延々とトイレに行かせろという意味のことを繰り返す。
歩かせられる状態ではないので、オムツで済ませるしか無いのだが、本当にしたいのかというと?
今は、とにかくそう言うのがマイブームなようだ。
しばらく横についていたが、することがない。
気を紛らわす話し相手にでもなれるのならいいが、まともな会話にならない。
一旦病院を離れ、当初予定のハーバーランドへ行くことに。
こんな時に不謹慎に思われるかもしれないが、今日は映画の日。
昼と夕方の2回面会に行っており、合間に家に戻らなければ映画ぐらい行けるなと思っていた。
映画なんて、本来は気軽な娯楽のはずだがそれは都会でのハナシ。
弟子屈だと、往復3時間かけ2時間映画観て帰ると、それで1日が終わる大仕事なのだ。
久々のハーバーランドは、すっかり様相がかわっていた。
映画館はモザイクのつもりだったので、その下の駐車場に入れて探すがない。
連絡通路を渡り、旧阪急百貨店跡に移動というか新設されていた。
阪急以外も西武やらメガバンドール(ダイエー系)やら跡形もなく、時の流れを感じさせられる。
映画の内容は、まあ恐竜の迫力を3Dで味わうためのもので、ストーリーはありきたり。
でもこういう映画はDVDじゃなく、映画館で観ないとね。
旧作もだけど、撃たれ強そうな巨大爬虫類相手をするのにあまりに武器がしょぼい。
主人公は華奢なレバーアクションのライフル、30-30それとも45-70?
ヘリからはミニガン(7.62ミリ)で撃っていたが、50口径いや20ミリは必要だろう。
あと、パークの公用車がジープからベンツ(ゲレンデヴァーゲンやウニモグ)になっていた、金持ちだ。
終了30分前、マナーモードにしていた携帯がブルっとした気がした。
エンドクレジットの終了を待たず、外に出て確認。
病院からっぽい番号の着信あり、急いでかけ直すが担当がいないとかで要領を得ない。
また大暴れでもしたかと、ビクビクしながら病院へ戻る、近いので15分位。
電話の用件は、抗生剤投与のためのカテーテルの承諾の事だったらしい。
妹の方へ連絡をとってすでに済だったようだ、自分は事後に承諾書へサインだけ。
やがて、妹も合流して面会時間終了頃まで付き添う。
で、相変わらず「トイレにいかせろ」と繰り返す(実際はもっとストレートに「〇〇〇出る」)。
その合間には、悪態。
こんなに看護のしがいのない患者もないだろう。
ここは追い出されないでくれよ、頼むぜママゴン。
ぼく、ドラえもん
患者が、へんなものをいじらないようにするミトン。
※モデル:おに妹
手首をマジックテープのベルトで締めて、フラップで蓋をしスナップで留める。
このスナップは、力を入れて引っ張っても外れないよう工夫がされている。
妹曰く、「よくできてる」とか。
だいぶ落ち着き、暴れることはなくなってきたが、自分の体のことはピンときていない模様。
定番のトイレネタ以外に、しきりに帰りたがる。
あと「ここは、駅の上か?」、と。(意味不明???)
ネット不調
以前にも似たようなことはあったが、今回は実家での話。
その時は光回線自体に問題があったが、状況は異なり無線部分。
つながっているのが、突然切れたりと不安定。
無線なので、電波の強度や干渉などといった要因もある。
見えないものが相手なので、なかなかやっかい。
OSのネットワーク接続状況画面、正常な場合はこうなのだが、
ダメなときは、ここに赤いバッテンが入る。
Windowsの診断は全面的に信用できないが、
ルーターと一体のアクセスポイントまでは、いけているように見える。
問題の切り分けのための検証環境。
要は、ネットと途絶している時、無線と有線を切り替えてどうかということ。
こちらはスマホのWi-fiアプリ。
有線は問題なし、無線はアクセスポイントとの接続自体は問題なし。
ただ、そこからのインターネット接続が不安定。
NTTへ連絡し工事の人が来たが、こういう肝心なときに限り再現しない。
とりあえずゲートウェイを交換はしてくれた。
テストし、その場では問題はなかったのだが...
再度コールセンター、今度は無線のチャンネルをずらせと。
言われたとおりにしたが、やはりダメ。
使っているうちに、切れたりつながったり。
問題は、この差込み式の無線カードか!?
ゲートウェイ本体は交換したが、こいつはそのまま流用。
またまたコールセンターへ交換を依頼、これで解決すればいいが。
もぐもぐタイム
食事中の光景。
少し前までは、ベッドの上で体を起こしてだったが、座って食べられるようになった。
支えてないと器を落としそうだったが、それも大丈夫。
完食とはいかないが、まあまあ食べている。
味見した病院食評論家のおに妹によると、「あいかわらず、まずい」らしい。
妹はこの病院に入院していたことがあり、食事への不満をご意見箱に入れ倒していたとか。
点滴の種類も少なくなり、体内の水抜きのチューブも外れた。
回復し、歩けるようになると、また別の問題がいろいろと。
この病室を出されるの(重病者用個室から一般病室への移動)を、恐れている妹。
ドンドンドンドン、再び
明け方、テンが吼えてうるさいので、起きていって玄関のドアを開けてやる。
昨日は雨で散歩に行かなかったので、トイレであろう。
さあ二度寝だと、再び横になっていると。
「ドンドンドンドン」と、いつぞや聞いたような音が。
テンのバカが、また床でも掘っているのであろうと無視。
「ドンドンドンドン」、「ドンドンドンドン」、鳴り止まない。
あまりにしつこいので、ドヤしつけに行くと、そこでは?
音の発生源は、トイレの中から。
ドアノブの戻りが悪いため、きちんと閉まっておらず、中に入り込んで閉じ込められた模様。
救出直後のヤツ。
あたかも被害者のようだが、トイレや風呂場のマットをぐじゃぐじゃにするのがヤツの趣味。
今回もマットを狙って入ったに決まっているので、同情の余地なし。
朝っぱらからクソ迷惑な、ドエ!